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海外で孤独感を感じた時の解消法

こんにちは!Ryoです!

今回のテーマは孤独感ついてです。生まれ育った環境、普段と違う環境に身を置くという事は非常にステレスが溜まります。同じ日本の中でも全く知らない土地に引っ越しをすると、その土地に適応していくまでに少なからず精神的な疲労感を受けます。それがもし知らない外国の土地で言葉も通じないとなれば皆さんの想像を遥かに超える疲労感、又は倦怠感が襲いかかってきます。

これは大きく纏めるとホームシックと呼ばれていますが、只々ホームシックと名前だけ聞くと根性がないとか気合いで乗り切れると言う人が多くいます。しかし人の精神状態は人それぞれなので全てのホームシックを気合いと根性で乗り越えられる訳では有りません。

想像絶するホームシック

僕自身海外に住んで孤独感を感じてホームシックになった事が覚えているだけで2回有ります。

1回目は上にも書いた様に留学直後。慣れない土地や言語の問題で孤独感を感じました。僕の場合は日本人が僕一人だったので日本語を話す機会もなく、相談相手が居なかったのが原因です。それに加え他の国から来てる留学生は個人での留学は少なく団体で留学に来ていたので、その国の人たち同士で固まっていました。そこには割って入れないので非常に孤独感を感じました。

1回目の孤独感はその環境に慣れることで落ち着いて行き気合いと根性で乗り切れました。無理して体調を崩すこともなかったのでそんときは精神状態も良かった様です。

問題は2回目の孤独感を経験した時です。この経験は一生忘れる事のない経験でした。2011年3月11日東日本大震災です。この時僕はカナダに住んでいてカナダのニュースで大々的に放送されていたのを鮮明に覚えています。

朝からホストファミリーに大声で起こされ「日本が大変なことになってる。すぐにニュースを観て!」と呼び出されました。実際にテレビに津波の映像が映ってましたが、そこが本当に日本だという実感は全く湧きませんでした。

どのニュースを見ても津波の映像と日本の報道で埋め尽くされていました。すぐさま自分の部屋に戻りFacebookを開いて見てみると、日本の友達が「〜にいます。無事です。」や「〜駅のホームから身動きが取れません。」等の安否確認連絡をしており現実なんだと実感した途端に孤独感や心配がこみ上げて来ました。

すぐに郵便局に連れて行ってもらいコーリングカード(国際電話用のプリペイドカード)を手に入れ日本の実家や友達に電話しましたが繋がるはずも無く連絡が全く取れない日が何日か続きました。

無理は禁物です。体が資本。

先ほど書いた東日本大震災の件で結局5日間日本とは連絡が取れませんでした。次の日学校に行くと勿論話題は日本の地震の話で唯一の日本人である僕は「日本は大丈夫か?」「家族は被害に遭ってないか?」「友達は生きているか?」等質問責め。正直僕自身が知りたいよと思いつつも取り敢えず返事だけはするのを2日間は続けました。その期間も日本とは連絡は取れていないので孤独感やストレスは溜まってく一方。

3日目の朝に等々精神的にガタが来た様で体がベッドから動けなくなりました。本当に動けなかったんです。不安感と孤独感とストレスが一変に押し寄せて来ました。

それからホストファミリーの計らいで連絡が取れて安否確認出来るまでは学校はお休みしていいと言ってくれたので甘えさせて貰いました。その期間僕は特に何をする事も無くベッド泣いていました。勝手に涙が出て来ます。

東日本大震災の時の例は非常に特殊なのでなかなか経験する事はないと思います。(勿論経験しない方がいいです。)しかし精神的疲労から留学を途中で中止しなければならなくなった留学生は何人も居ました。

最初は凄く明るく振る舞う生徒でも次第にあまり話さなくなり学校にくる回数が減って行き気づいたら実は帰国してたなんて話は本当に少なく無いです。後々話を聞いて見たらうつ病になってしまった生徒もいました。

勿論自ら選んでいる道で努力をするのは当たり前ですが体が資本。一番大事です。体を壊してしまったら努力なんて元も子もない。休憩も大事です。

メール、電話ガンガンしましょう。

僕が留学していた時期は今に比べてインターネットが発達していませんでした。当時はSkypeが出始めの時期でした。日本と連絡を取る方法は通話が安定していないSkype、もしくは国際電話用のプリペイドカードを使って電話していました。

あれから10年の月日がたち、インターネットは非常に進化しました。そのお陰で海外から日本に連絡する事が簡単になりました。Skypeだけじゃ無くLINE通話やZOOM等の通話アプリがどんどん使って日本と交流を図りましょう。

これから留学行く人達は日本語を喋ってしまったら英語が身に付かないのではと不安だと思います。しかし日本にいる友達と話して英気を養う事で普段の生活が上手く行くのであれば僕は日本語を喋ってもいいと思います。

逆に日本語を喋れないストレスの方が僕的に問題だと思います。もっと言えば日本語を話したくらいでは英語能力は失われません。極力ストレスを減らして普段の生活を良くする方が効率的に英語が身に付きます。

まとめ

僕も若い時期に海外での生活を経験して全く想像をしていなかったストレスに度々見舞われました。当時は本当に精神的にきつかったですが、今となればいい思い出になりました。ストレスの種類は十人十色なので他の人がどうとか気にする必要は有りません。対処法も人それぞれでいいです。無理は禁物。自分のペースで成長できる留学生活を送りましょう!

本日はこの辺で終わりです!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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